毎年11月は児童虐待防止推進月間です。
さきに
『こどもが、じぶんのかぞくやともだちやがっこうのことで、こまっているときにそうだんできるでんわ』をまとめます。
ここでの『こども』『じどう(児童)』ということばは『18さいまでのひと』のことです。
ちゅうがくせいも、こうこうせいも、『こども』『じどう』です。
ほんとうは、いじめや、かぞくからりゆうもなくたたかれたりどなられたりすることは、にほんのけんぽうや、ほうりつをやぶっているのとおなじです。
がまんしなくていいのです。
おかしいよ、やめてよ、だれかたすけて、と、いってもいいのです。
おとながきづいてくれたらとおもうけど、なかなかきづいてくれないことがたくさんあります。
すぐおもいつかないかもしれないけれども、こまっているこどもをたすけたいとおもっているおとなも、じつはちゃんと、いるのです。
でんわやめーるをまっているおとながいるところをまとめてみました。
チャイルドライン http://t.co/7PcBbZVWQ8
0120-99-7777 (げつようび~どようび ごご4じ~ごご9じ)ぜんこくきょうつう
こまっているとき、 なやんでいるとき、なんとなく だれかと はなしたいとき、かけてみてください。
おせっきょうはしません。
ちょっといいにくいことでもなまえは いわなくてもいいので、 あんしんしてはなしてください。チャイルドラインの4つのやくそく
1)ヒミツはまもるよ
2)どんなことも、いっしょにかんがえます
3)なまえはいわなくてもいい
4)きりたいときにきっていいいままでにこんなでんわがありました⇒ http://t.co/sfTbZoJieA
もし、でんわではなしているとちゅうに、こわくなってでんわをきりたくなったら、きってもいいんだよ。
法務省(ほうむしょう)
【こどものじんけん110ばん】
ごぜん8じ30ぷんからごご5じ15ふんまで。0120-007-110(ぜんこくきょうつう)
いじめをうけていてがっこうにいきたくない。
おやからぎゃくたいされているけどだれにもいえない。
どうしたらいいかいっしょにかんがえます。ひみつはまもります。こどものじんけん110ばんには、メールでのそうだんもあります。
いじめのことやおやからぎゃくたいされているけどだれにもいえない
そうだんのへんじには、なんにちか、かかります。
https://t.co/cVy2yn7FB1
文部科学省(もんぶかがくしょう)
24時間いじめそうだんダイヤル
0570-0-78310(なやみいおう)http://t.co/gePUtspXqm
NPO法人日本子どもの虐待防止民間ネットワーク
http://t.co/BrVincVUTx大阪は1990年代から児童虐待防止協会というのがあります。http://t.co/zgVQWxLT0H
キッズラインっていうのは「こどもがそうだんできるでんわ」です。
社団法人 チャイルドセーフティネット協会さんも子ども向けの相談電話があるようです。
ただ、時間とかが書いてないのでどういう頻度なのかわかんない。
私たちができる事3 児童虐待110番の設置|チャイルド・セーフティネット協会
NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンク
http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html が作ってくださっているデータベース
⇒ いのちと暮らしの相談ナビ
いのちと暮らしの相談ナビ[全国版]
子ども・家族の暴力 で検索すると、子どもが相談できる場所が出ます。
↑ ここはおとながそうだんするところもいっしょにでてくるので、じぶんがそうだんしたいところをみつけるのがちょっとたいへんかも。
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児童虐待防止推進月間啓発ポスターをネットで見て、わたしはひどいなと思ったので、ツイートしました。
児童虐待防止推進月間啓発ポスターの内容が酷いと思ったので、たらたら書きます。
もういい加減、書く文面も、記載する相談先も考えて欲しいし、変えて欲しいのです。
ポスター画像が厚生労働省のHPで発見できなかったので、千葉県市川市HPからURLをお借りしました。(スミマセン)
市川市|児童虐待防止
厚生労働省HPより
児童虐待防止対策・DV防止対策・人身取引対策等 |厚生労働省
厚生労働省では、児童虐待の防止に向け、
(1)児童虐待の発生予防
(2)早期発見・早期対応
(3)子どもの保護・支援、保護者支援の取組を進めています。
と、書いてあります。
で、なにが「いいかげんにして」なのかというと。
まだ『虐待してそうな大人を見つけたら通報する』というスタンスなんです。
『子育てしてる人の悩み相談をうけてます』の部分、なんで毎回小さいの?
児童虐待における当事者となる『こども』『児童』は、「虐待について声をあげない」という謎の大前提。
『こどもの話はまともに信用できない』という、おとなの言い分や習慣みたいなものを、ここでもまだ続ける気なのかと、毎回イラッとします。
なんで児童虐待防止月間という特化した企画を国がやるのに、子どもの声をうける場所をわかりやすく表記しているものが無いの??
厚生労働省が児童相談所全国共通ダイヤル(0570-064-000)の配布カードとして作ってるモノです。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/dl/120502_02.pdf
『守るのは 気付いたあなたの その勇気』て書いてあるけど、子どもの気持ち、無視ですよね?
あと、DV相談もそうなんですが。
みんながみんな、電話できるわけじゃないのね。
耳が聞こえない人。目が見えない人。声が出ない人。
いろんな人がいるのに、未だに電話か電話で予約して相談先に出向くパターンが大多数なのかも謎なのです。
もう「児童虐待防止月間」じゃなくて。
「こどもの話を傾聴しよう月間」をオトナ向けに作ったら?と思います。
そんで、こどもに「信用できるオトナも居るんだね」と思ってもらえるのを目指す。
べつに防止月間企画のときじゃなくても、支援職側のオトナだけでシンポジウムとかできるじゃない。
「オトナに物申す!」な子どもにお願いして、パネリストになってもらって話ししてもらうシンポジウムの方が、意味がありそう。
「どんなに酷い虐待を受けても、子どもはそれでも母親・父親を求めるもの」「最も愛おしい存在である赤ちゃん・子ども」
こういうのって未だにあちこちでふりかざされるけど、まだそれ使うの?とゲンナリする。
そういう子どもも居るし、そうじゃない子どもも居るよね。オトナも同じく。
子どもを守る、ていうと、すごく正しいことのように聞こえる。
でもこどもを守るための第一歩は、こどもが思ってること、考えてること、言いたいこと、を「たわごと」「くだらないこと」扱いしないオトナが増えることだと思います。
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