点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

子ども向け虐待ホットラインを運営して下さっている方へ(個人的なお願い)


じぶんのかぞくのこと、がっこうのことで、こまったときにそうだんできるところ。 - 点線。破線。
ここらへんの続きです。


--- 子ども・児童向けに「虐待のホットラインをやってます」という団体様へ ---

子ども・児童向けに「虐待のホットラインをやってます」という団体様へ。

どうか「どんな人が電話に出るのか?」や「電話したためにイキナリ知らない人が親に何か言いに来たりしないか?」
「突然施設に連れて行かれるんじゃないか?」といった不安を抱かせないような告知をしてほしいです。

「なんでも言っていいよ」といわれても、電話に出たり相談を聞いてくれるのは大人ですよね?
相談する子どもにしてみれば『助けて欲しいけど、自分が相談したせいで自分の家族や家が更にめちゃめちゃになったらどうしよう』という恐怖があります。
大人に対する不信感も根強いです。


親や大人に支配され切ってきた子はなおのこと「相談したら、それをどこかに勝手にチクられて、酷い目をみるかもしれない。」って思います。

ものすごい先々のことを考えて、ものすごい決意と勇気をもって相談してくる子がたくさん居ると思います。大人もびっくりするような先のことまで。


『自分がここでこう動いたらこういう影響が出る可能性がある』という先々のことを読まないと生きいけないですから。
その読みの深さ・複雑さは、その子ども個々に違います。

一当事者であるわたしでも驚くような読みの深さを体験してる人もいます。
そのサバイブ術の多様さは計り知れないと思います。


「専門家が相談にのります」というのも、何をする専門家なのか全然わからないから、信用していいかどうかの基準にできません・・・。

「ひみつをまもります」というのも「何をどこまでひみつにしてほしいか」なんてわからない子もいます。

「こういうことはしないよ」と具体的に例を出してほしいです。


笑顔を守ります、とか、かなりどうでもいいw
いつ電話していいのか、いつメールしていいのか、どんなことしてくれるのか。
パソコンやケータイで検索してくる子どもが「ここなら助けてといっていいかもしれない」とわかるようなHPを作って欲しいです。
TOPに虐待の現状、とか要らないです~;;



子どもを守る、ていうと、すごく正しいことのように聞こえる。
でもこどもを守るための第一歩は、こどもが思ってること、考えてること、言いたいこと、を「たわごと」「くだらないこと」扱いしないオトナが増えることだと思います。


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