点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

声が出ないと不便。(何故、この世はこれほどまでに電話主義なのか)


しくじった。




このところ失声症状が、途中なんとなく復活は何度かするものの3週間くらいにわたって頻発していて。

超えたらいかん一線を超えそうなどす黒い気配をなんとか振り払おうとしているあいだに、11月になってました。



そして、「とりあえずこいつらは最低限要るんです」な処方薬メインメンバー不在のまま、数日経ってしまってました。



わたしのカルテデータを診察室のPCで見れて。

『業務連絡メモかよ!』な内容のわたしの状態説明をそのまま入力してくれて、処方箋にハンコおしてくれるヒマあるよー、ていう先生でいいんです!

そう思ってあいかーらず電話しか連絡手段が無い病院の代表FAX番号にFAXしたら。


連休であった。 もちろんFAX、返答ナシ。 ぐぬぬ




しゃあない。もう、しゃあない。 

なんか精神医療界では法改変が細々と起きていて。

声出なかろうが、解離で記憶飛んで「ひとりタイムスリップ」してようが、本人が病院に行かないと処方箋はもらえない仕様になっている以上、行くしか無い。


友人に無理言ってタクシーを頼んでもらい(ごめんなさい!ごめんなさい!)、昨日の朝9時過ぎには病院の待合室に居たのですが。


連休明けで「なんかイベントやってるんですか?」ってくらい、待ち人だらけ。








点滅するも次々と自分のものじゃない『受付番号』がどんどん表示されていくだけなので、なんとかして落ち着ける場所を探そうとしていたら。


こういうときに限ってわたしは。わたしというヤツは。

「それって患者がされたら混乱するだけで全然助けになってねーよ!」なガイドヘルパーの発言や、本日初診でいろいろテンパっている高齢のご婦人の狼狽ぶりにものすごい過敏になってしまい。

本気で具合悪くなってきて、へたり込みました。バカだろコイツ。


その人たちと、たまたま、場所が他に無いから、同じ待合室の円形テーブルに居るだけなのに。

頭の中で「こう言ってあげてください~それじゃ追い込みだよ~」とひとりロールプレイングしていました。



誰かもうこのめんどくさい「わたし」を消してくれ。だいじょーぶ。1人消えても、まだ控えに3人くらいはいるはずだから。

声出なくてよかったねー。出てたら、うっかり話してそうだもんねーーー。





結局、なんで午前診に来ちまったんだ、わたしよ!てくらい待って。(予約じゃなかったからだけど)

はじめましての先生に「主治医、U先生だよね?処方これでいいの?ほんとに?」と何回も確認されまくりながらも処方箋げっと。
(主治医はその先生よりエライ位置に居るお方らしく、ミスってたら困るそうな。)

ヘトヘトになってるのに、更に立ちふさがる『タクシー呼ぶのには電話で。』の壁。 モウヤメテ。


仕方が無いので、受付周辺のご案内役的な職員さんを探して、代理で電話してもらいました。

待ってる間に「あの、診察予約って電話でしかできないんでしたっけ?(代)のFAX番号にFAXしたんですけど、そこで良いんでしたっけ?」と聞いてきてもらうことに。


結果。 FAXはなぜか三階にしかなくって、そこに来たFAXを発見した人が、担当部署に持っていくことになっているそうです。

つまり、直接外来受付にはFAXは届かない。

土日・祝日にFAXしたら、翌営業日(?)の朝にやっと誰かが見てくれるんだそうな。なので、半日くらいタイムラグできる可能性あり。


ああ。 うん。 受け付けてません、よりは良いや・・・。
どよーんとしつつ案内係の机に貼られているポスターを見つけた。

んん?

以下コピペ。


聴覚・言語障がい者用緊急連絡FAX

現在、当センターにて受診中の患者さま、およびご家族さまで、時間内・時間外に連絡を取りたい時や問合せ、また、緊急受診を希望の時は、名前・連絡先・症状などを書いて、 緊急連絡希望 と書き、FAXをお送りください。
または、下記の専用用紙を印刷、記入してFAXをお送りください。

FAX送信先
 時間内・・・平日(月~金)午後9時~午後5時30分
       
 時間外・・・平日(月~金)午後5時30分~翌朝午前9時および、
       休日(土・日・祝・年末年始)は終日
        

あるんじゃねーか!!! 直通FAX番号!!!

・・・長く居る職員が知らないってすごいよね。
しかも案内係の職員が知らないってすごいよね(棒読) もうほんと勘弁してください・・・


帰りのタクシーの運転手さんが、とってもいい方でした。

わたし、タクシー怖いんです。1人で乗るの。
自分がハンドル握っているんじゃないんで、知らない道を使われるとすごい怖い。
(要するにトラウマっぽい。)

でもそのオジサンは、備え付けのナビシステムのことを教えてくれました。
そのタクシー会社本部直通でデータを送受信しているので、どこ向かって走ってるのかとか全部本部が把握しているのだそうです。
すげえ。知らんかった。

うちのばーちゃんが「タクシーはココしかダメ」て、長年もはや家訓のよーに言い続けてたからその会社しか浮かばなかっただけなんだけども。

ばーちゃん、ありがとう・・・。(注:死んでません。特養でバリバリ元気です。)