多くの日本女性にとって、初めて出会う「性的なもの」が「痴漢」であるという現状について - Togetterまとめ
なんだかもう・・・(疲)になってしまった、自分の気持ち整理。
- 『電車の中での痴漢』のはなしが主流。
- 『バスも痴漢にあう』 ← うん。あのね。場所が云々ではないです。
- 『自衛の意識が低い』 ← まだここですか。そうですか。
- 『通報した被害者は10人に1人』等のデータにこだわる方々。
- 『そうだ。防犯カメラつけよう』に流れる人たち。
などなど。
うん。なんかもうすごい怖い。
その防犯カメラって、どの位置につけるんですか?
被害でよくあるのは下半身を触られることなんだけど、その位置を見張る防犯カメラつけるんですか?
そして、その映像、絶対に流出しないようにどこが管理するんですか?
ヘタすりゃすごい価格で売れるからって売る人が出そう。
性被害撲滅どころか大拡散じゃないですかヤダー(疲)
わたしの心の声
さらに。
『痴漢被害根絶のため「車内防犯カメラの設置」と「学校での性暴力対策教育」を求めます。』という署名を発見してしまいました。
ええとですね・・・。
・・・すいません・・・私には理解できなかった。無理だ。
私の記憶をたどると。
約20年以上前からJR西日本の電車や駅には『痴漢は犯罪です』と言うポスター・広告はありました。 地下鉄御堂筋線にもありました。
少なくともここらには既に痴漢は犯罪ポスター、車内吊り広告がありました。
それ見て私は痴漢を引っ張ってったんで。
(ちなみに地下鉄御堂筋線、JR大阪環状線は痴漢多発路線として界隈では有名です)
車内アナウンスもあったんですよ。既に。 関東って無かったんですか?
抑止力になってたかは謎です。
むしろこういうポスターや看板のおかげで、いったいどれだけの数の人が「なぜ注意喚起してある場所を、夜に1人で歩いたのか?」という二次加害的言動にあって傷ついてきたことか・・・。
お願いですから今以上に二次加害のネタにされそうなシロモノを増やさないで下さい。
3月8日追記。
兵庫県警の某署が、駅のディスプレイに表示してるメッセージがなかなかに酷い。「薄着になりやすいこの時期、あなたを守るのはあなた自身です」とか書いてあって卒倒しそうになった。 pic.twitter.com/kMRsxZ7Uav
— Ayami (@ayammin) 2015, 3月 6
↑ こんなん今からまた大量生産する気ですか? それで「安心」? ふざけんなー。
そして「自分が加害者になってないか」「自分が被害者になったら」「自分のすぐそばで起きたら」というシミュレーションも想定内に入れてください。
『子どもを守るため』『性暴力をなくすため』て頭につけたら何してもOKだと思う人たちが増えるのやめて欲しいです。。。
あと。
なんで性暴力・ジェンダー系の話になると、『学校で教えるべき』という人たちが必ず湧いてくるんでしょう?
確かに学校での性教育授業の質をあげたいなーとは思いますが。
足りてないんなら、自分で教えればいいじゃない。
親(おとな)が子どもに教えればいいじゃない。
なんでそこは他人任せなんだよ!?
未然に防止することだけが、守ることじゃないですよ。
起きて欲しくないけど。
それでも起きた性暴力被害にあった子供たちに、あなたは悪くない、間違ってないと言える。
充分悲しみ、怒る時間を子どもたちに持ってもらえるようにする。
こういうのを子供達に、オトナそれぞれが出来る。
それも『子供を守ること』だし、『性暴力に対抗する力』だと思います。