過去記事で「日記をつけてみてください」とおすすめしていますが。
インターネット・携帯電話・ブログの普及で著しく目にする機会が増えました。
中でも多いのはいわゆる「闇日記」(落ち込んだ時に感じた気持ちや出来事を吐き出す日記)だと思います。
それじたいは別にかまわないのですけど、たまに色々と履き違えた方法でブログ・HPを利用している人がいるのも事実です。
(敢えてネットマナーとは言いませんけど。)
もうホントにやめてくれ、と言いたい。
あなたが苦しいのは分かった。死にたいくらい辛いのだというのもわかった。
でもそれはインターネットという公共の場を使い、世界中の人々に見せるべきモノなのか?
考えてみたことはありますか?
実際、ネットで見たり知ったりしなければ、自傷行為をはじめなかったという人もたくさん居ます。
私は直接そういう目には合いませんでしたが、中には「最近知って、やりはじめたんでしょ?」と、医師から診察拒否されるということまで起きました。
リストカットという言葉・行為が広まったのは、もちろんやっていた人達だけのせいではありません。
マスメディアの取り上げ方にも問題があります。
画像公開って、何故死にたいくらいの切羽詰った状況で、写真を撮る余裕があるのかも謎です。
よく「イヤなら来るな。見るな。」という人がいますが、垂れ流されていなければ見ずに済むんですよ。
ブログだと画像をUPすると新着記事としてピックアップされてしまったりします。
(livedoorブログだとこのページですね。)
で、そういうブログやHPには『理解の無い方は閲覧しないで下さい』『偏見を持たれるのがイヤです。』と記載があったりします。
偏見を持たれたくないのなら、誤解を煽るようなことは慎みましょう。
あなたが自傷行為をしなくては生きて来れなかったことを知っておかなくてはいけないのは、あなた自身と、医師やカウンセラーと、あなたをサポートしようとしてくれている周囲の人達だけでいいんです。
自殺予告は言語道断です。
近頃は、メールアドレスを掲載しないのが当たり前になってきました。
昔は結構、HPや日記にメアドをのせるのはポピュラーでした。
掲示板で知り合った人とメールでやり取りすることも、もっと気軽にやってました。
そのためメールの相手がどこに住んでる人なのか、話題に出て分かっていたので、その人が自殺予告しても何らかの手が打てたりしました。
でも最近は違いますよね。
どこの誰だかわからないんだけど、ブログコミュニティで見かけたHNだな、くらいの情報。
いつものようにブログやHPを見たら、自殺予告がしてあって、実際亡くなったのが後から分かって物凄いショックをうける、ということが起きてしまう。
私自身、そういう自殺予告を何度も見聞きしましたし、実際に夜通し走り回って探した体験もあります。
またWebカメラの普及で、自傷実況・自殺実況をする人も居ます。
過去にそういう場に居合わせた時、物凄い怒りました。
(怒った相手は、今ではあれが酷いことだと分かってくれてるのでいいんですが。)
自殺予告や実況を知った人は、警察を含むサイト運営者等への通報義務があります。
インターネット・ホットラインセンターより
※相談機関ではありません
・名誉毀損、プライバシー侵害のご相談はhttp://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html へ。
・詐欺、不正アクセス、脅迫等の被害相談は最寄りの警察へ。
・殺人・爆破・自殺予告など緊急に対応が必要な情報は警察に110番通報してください。
本名も連絡先も何もわからない。
数日後、家族や友人と名乗る人が「○○は亡くなりました。」というような記事を更新して、呆然となる。
そういう体験を、私はもうしたくないし、他の人達にもして欲しくないと思っています。
処方薬コレクター(画像付き・一覧表付き・いつ何をどれだけ飲んだかの報告)も、やめましょう。
病名が同じでも、処方される薬の種類や量は、人それぞれです。
気になる事があるのなら、まずは処方した医師・薬剤師に聞きましょう。
ましてやネットでこう言われていたから・・・という理由で、無断で断薬・減薬するのは絶対にやめましょう。