点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

2013/10/07 言葉。気配。信頼。


 実は落ちてます。はい。
うーん。落ちてるから嬉しいこと書いておかないとー、と思って、の復刊リクエストのエントリ。

焦燥感みたいなのが、ずっと抜けません。

休みましょう、になると、毎回、この焦燥感みたいのが真っ先にやってきます。

怖いんですよね。自分が何もできてない、ということが。


これはもう育成歴とかも、私の性格とかもごちゃごちゃ絡んでいるのですが。

過干渉で育った人もそうなのかなぁ。

私は、逆の「無関心」 な家の子どもでした。存在が薄い。
存在してる、と気づいてもらうために。
そして、自分で自分に「存在してる」と言ってあげるために必死だった気がします。

父と母による無関心というよりは。
自分の中を探ってきて見つけたのは、やっぱり同居していた父方の祖父母からの影響が大きい気がします。

もうどちらも亡くなってるので、死人を悪く言うなとかいわれそうですが、でもやっぱりあの2人。
故意に無視する人たちだった。
話しかけてもスルー。ただいま、とかも、当然スルー。
でも、明らかに私が大ダメージを受けるような内容は、言う。思いっきり。包み隠さず。

私は母方の祖父母、特に祖父が大好きでした。
でも、私が小学生高学年のときに、祖父は突然倒れて、そのまま意識が戻らず帰らぬ人になりました。

朝、家に祖父が倒れた、と電話があって。その時間、私と弟は学校に行く用意をする時間帯でした。

病院に私も行きたいといったんですけど、母と父だけが行くことになって、仕方なく私と弟は学校へ。

忘れもしない、土曜日でした。
午前で授業が終わって、走って家に帰ったんです。
で、もう返事返ってこないのわかってるけど、一応、ただいま、て父方の祖母に言って、どうなったの?て聞きました。

返ってきた答えは、「ああ、そのまま死にはったって。あんた、行かんかったん?」でした。

いや。知ってたよね? 
私が泣きながらイヤだイヤだと言いながら学校行ったの、見てたよね???



そこに母と父が帰ってきて、もう母はボロボロに泣いていて。
父方の祖母の言葉を嘘だといってほしくて、母に何度も「おじいちゃんは?!」て問い詰めてしまって、すごい怒鳴られました。
(うん。これはわたしが悪いと思う・・・。)


こう、アクティヴに嫌がらせをされるのって、まだ存在としては「嫌なモノ」として認知されてるってことじゃないですか?
全然嬉しくないけど。もちろん明らかに虐待になるけど。

でも、目の前に居るのに、居ないような扱いをされるのって、すごい怖いです。
居ても居なくてもいい、て、音にならない声で言われ続けてるのと同じです。

かつ、目の前で顔を見て声をかけているのに、返事してもらえない・顔を合わせてももらえない、て、いうのって、
存在してるのに、してないことにされている訳です。

私の『自分の家がイヤになったり、怒鳴られて家から閉め出されたら、隣の家に行く。』
そして、『その家の子どもであるかのように、同じようなふるまいをする』というサバイバル術は、そこから来てます。

未だにいろいろわけがわからなくなってきて、病状としてもヤバイ、ていう時に、入院をするとラクになったりするのは、転地療法的な感じの効果だけじゃなく、このサバイバル術から来てるような気がします。

ちょっと離れる、じゃ、ダメなんです。 思いっきり離れないとダメなんです。

自分を消す技術。
主体性を失くす技術を磨いてきてしまったことにもなりますが。

でも、この技術のおかげで何とかなっちゃった、ていうこともあります。

元夫と居たときに、私があからさまな攻撃を、基本的には元夫以外からは受けずに済んだのは、まちがいなくこのスキルのおかげです。
アクティヴに関わってくる相手に対してなら、相手が望むナニカになることができる。
それが暴力であっても。 
むしろ、暴力的であればあるほど、わかりやすいので、相手が望む姿になれる。気配を消せる。

逆に、好意や善意で関わられると、頭で分かっていても、気持ちがついてこないため、馴染むのにものすごい時間がかかります。
ただ、相手が望む姿になっちゃうスキル、に気づいてから自覚したのですが。
内心、ものすごい嬉しいんです。
でも、嬉しいっていうのを言葉で表現する・理解するのが、できない。
ものすごい難しい。

なので、言葉とかで「私はあなたの味方だよ」という感じで言葉で説得されるよりも。
そして、私が誰を信頼しているのか、を見抜くのも。

私がボコボコにおちてるとき、黙って横で落ち切るのを待ってくれる、または、気にしつつ放置してくれる方が、すんなり馴染めて、信頼できる。
あと、私は無意識にすごいテンション上がってるようです。嬉しい時。嬉しすぎて泣いたりします。

なんという、めんどくささ・・・。ごめんなさいorz


言葉<<<気配なんですね。たぶん。

でもこれも、ひっくり返すと役に立つのです。 

言葉と文章でどうこうできないことがある、ていうのが染み付いているので。

気配・雰囲気重視の子どもや動物などに、何故か異様に気に入られます。

で、たいてい、子どもの言い分とかはすごい納得いっちゃうんだけど、親の理屈がまったく理解できません。

ヘルパーの資格をとった時も、「どうせ共依存体質なんだから、それをひっくり返して仕事にしたらどうよ?」ていう勢いだけでやったら、取れちゃった&働けた。

・・・もしかしたら託児所とかやる資格取ったほうがいいのか?
(でも子ども、産んだことないからわかんねーな。)