点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

「LGBTQと性暴力」「レイプクライシス・ポスター展」個人的レポ。その1

RC-NET 8/23 「LGBTQと性暴力」(大阪)
http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/8373f56a64ef5de7e4da0ee1e7103ec2

8/24・25 関西性教育研修セミナーにて<レイプクライシス・ポスター展&トークセッション>
http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/56f625624e27a510b5c446caf0f6939f

この23日、25日のイベント参加させていただきました~。

24日の<オトコの性、神話と科学> も行きたかったのですが私のキャパが足りず断念しました。スミマセン・・・。

 


 ↑ これ、Facebookで、ダブルマイノリティって何ぞ?みたいな話になって。
ヘテロの私でももうサー○ィー○ンのアイスか!?てくらいトリプル、ダブルなわけで。
うまく言えない~てうだうだしていたら、スコーンと岡田さんが書いてくれたのでした。
おかださんありがとございますーーーーーーーー!

 で、23日。大阪ドーンセンター 中会議室にて「LGBTQと性暴力」講座。

多分な。参加費2000円て・・・て思った人、いると思うねん。
だけどな。  岡田さん、1人で自前プロジェクターかついで配布資料コピーして、
パワーポイントでものっそ分かりやすいプレゼン資料作って来てくれていて。

それでもって中身がRTS(レイプトラウマシンドローム)の各段階について、
個人特定にならない配慮をした上で、『ある性暴力サバイバーのお話』として、
イメージがしやすいように解説をしてくれてん。

そこに更に質疑応答の時間もアリ。

配布してくださった資料も、LGBTQの主要用語集から、この講座にあたってのグラウンドルールの明記。
なぜそれが必要なのかの説明。
パワーポイント資料も、1枚1枚プリントしてくれて。横にはメモができる余白もちゃんとある。

もうこのグラウンドルールだけでも、セルフヘルプグループにちょっとでも行ったことがある人なら「個々のサバイバーを安全に守るためのグラウンドルール」の徹底ぶりに驚いたと思います。

私は正直、もうこのグラウンドルールだけで、自分が無意識に身に付けていた鎧のようなもんが、ぱらぱら剥がれていく感じがしました。


 ・・・2000円(送料別)のDVD教材でも良いです。マジで。 



実際、男女共同参画事業の中でDVや性暴力についての相談窓口は、各市町村にあります。

でもまずは自分が住んでいる市町村の窓口に行って、そんでそこでボロボロになったら、

府や県がやってる窓口に行くパワーって、なかなか出ないです。

だってどうせわかってもらえない、て思うもん。
ヘテロ女の私でも、女性センターや相談窓口の当たり外れに一喜一憂しているのが現状です。
私自身、女性から被害を受けた話をした時に「それはうちの管轄じゃない」的なことを言われた体験があります。

==== いや、それも性暴力被害やん。なんで?ただ被害体験として語ることもNGなん?てすごい違和感ありました。

その違和感が生まれる根本に、まず
『性暴力被害は性自認性的指向に関係なく起こる人権侵害である』という大前提が、
男女共同参画事業に携わる人それぞれで認識が違うからなのだと思います。

性暴力について考える、ということは、『人が自分の幸せを追求して生きていい基本的人権
部分を考える』なんですね。

2時間ちょっとの講座で。もう鳥肌立つくらいうわーー!てなりました。
オトコガーオンナガーチカンエンザイガーとかもうすっ飛んだ。
大事なことなのわかってるけどさ。
もっともっと根っこの話なんだよ。性暴力って。


ヒキコモリの私が、思い切って行ってみて。
もうほんとうに「あかん、私、やっぱアホやった!でもアホでよかった!」て思いました。

色んなとこ、行こう。色んな講座、行こう。自分の為にも。


※敢えてどういう内容だったかの詳細を書いていません。
 だってそれはRC-NETさんの10年以上にわたる年月と汗と涙で出来た内容だからです。

現在、JUST GIVING JAPANにて、RC-NETさんが
「性暴力サバイバーにとって生きやすい社会を」というテーマで公募したポスターの展示&無料講座を、なかなか簡単には東京には来ることが出来ない地域で開催していきます。全国で北海道から沖縄まで、最低でも10カ所は行きます。というチャレンジへの寄付を募っています。
 Just Giving Japan 寄付ページ → http://justgiving.jp/c/9200


「レイプクライシス・ポスター展」はまた後日書きます~。
 
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