RTSは、レイプトラウマシンドロームの略です。んでもって、これについての文献みたいのが原書しかないっぽい。
RC-NETさんが探して見当たらないというならマジで見当たらんのだと思います・・・。
個人的にぐぐってみたけど。
出てくるのは、いわゆるアディクション関係の学会とか、性暴力被害によって何がひきおこされるかを研究している人たちの論文的なものしか出てこない・・・。
[ レイプトラウマ症候群 症状 ]
不安神経症 / 行動上の症状 / 情緒性症状 / 恐怖 / 不眠症 / 筋肉の症状 / 筋肉の緊張/ 恐ろしい夢 / 恐怖 / 人格的な症状 / 恐怖症/ 睡眠障害 / 睡眠の症状 / 睡眠の問題 /
超、アバウト。そしてこれ医者・カウンセラー向け言語やん(´;ω;`)
当事者ー当事者用のが欲しいー。
実際、PTSDを、「性暴力によるPTSD」だけを見る、というふうに位置づけても、RTSとは違う点が多々あるように思います。
RTSにおける「異常な量のストレスに対する、正常な反応」「表面的な調整」。
この部分は他の要因によるPTSDであっても確かに出る症状と言えると思います。
でも、性暴力って、個人のアイデンティティの中にあるセクシャリティ(性自認・性指向など)を、ピンポイントでぶっ壊すものなので、私のように『ヘテロ+性自認は女』の人は、「女であること」そのものが自己否定対象になってしまうことがあります。
実際、私も自分が女に産まれて、女ですと言って生きてるから性暴力にあうのはもう宿命、みたいに思っていた事、ありました。
(ここらへん、掘り下げたり広げていくともうジェンダーのお話に踏み込まざるをえなくなるのと、踏み込みすぎると訳が分からなくなるため、体調とかと要相談課題デス。)
RC-NET 8/23 「LGBTQと性暴力」(大阪)http://t.co/MosQn22rXU でレイプトラウマシンドロームについてのお話、あります。by 岡田さん。
— 秋日子 (@totheray) July 31, 2013
たとえば被害にあった人の感情の一つとして「自らの性自認や性指向についてのゆらぎを感じる」とかが出てくる。それを判断するのではなく、確かにそれはあるのだということ。
— 岡田実穂 (@okacchi820) July 31, 2013
「あの事件があったから自分はレズビアンになったのかもしれない」という声はよくきく。だから、悩む。そしてコミュニティに疎外感を感じることもよくある。「完ビ」とか未だに言うしバイへの偏見みたいのもある。
— 岡田実穂 (@okacchi820) July 31, 2013
生まれもっての性指向であるか、後天的な要因ありきの性指向であるか、そこに問題を見出すのは誰なのか、だ。自分の性指向が嫌なのか、それとも性指向を容認出来ない社会の病理なのか。わけて考えなければいけない。
— 岡田実穂 (@okacchi820) July 31, 2013
実際『自分も何とかして同性愛者にならなくては!そうすれば あの体験は「たいしたことじゃないもの」になる』と信じ切っている女性がいた。その人が私の同性間性暴力加害者。QT @okacchi820: 「あの事件があったから自分はレズビアンになったのかもしれない」という声はよくきく。
— 秋日子 (@totheray) July 31, 2013
RTSというのは、性暴力を語る時にとてつもなく大切な指針だと思うし、それを語るためには日本ではまず、LGBTQや男性の被害というものを表立たせた形で語る必要があると思った。なぜなら、性暴力は「女性の病理」ではないからだ。
— 岡田実穂 (@okacchi820) July 31, 2013
ということで、8/23 「LGBTQと性暴力」(大阪) http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/8373f56a64ef5de7e4da0ee1e7103ec2 行きます~。