点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

書いておこうと思ったキッカケ。

今までに何十人もの精神科・心療内科に通院・入院している人達と接してきました。

もちろん自分が少しでもらくになりたかったからです。

 

わたしはカウンセラーでも医師でも、何らかの支援専門家でもありません。

単なる「いち患者」や「いちサバイバー」でしかありません。

 

周りに部分的には似通った症状やクセがある人は居ても、全部おなじ症状やクセを持った人は居ませんでした。

それは性暴力や虐待にあった人が全員同じことを感じたわけではないこと。

そして、全く同じ体験をしている人が居ないのと同じです。

 

 

今で言うところの『ピアヘルプ』(参照 ピアサポート - Wikipedia )や、『当事者研究』(参照 当事者研究 - Wikipedia )の真似事のようなことを、当時知り合った人たちと一緒にやっていたのだと思います。

 

その中で、「どうしたらいいの?」「どう接すればいいの?」と質問されてきました。

そのたびに私自身は、自分の過去のことを引きずり出して、自分が掴んできたことを繰り返し話すことになるので、さすがにしんどくなってきてしまいました。


別エントリでも書きますが、私は共依存に陥りやすいので、すがってこられると自分のことを放り出して、すがってきた人の為に何かしなくちゃ!と動いてしまうクセがあります。

それで疲れ果ててしまうパターンをいい加減手放したかったので。

どっかに書いておけば、「ここ見て~!」て言えるしなぁ、ていうのが動機です~。



それと自分の為。

パニック障害うつ病だけはどこの病院でも言われていたんですが。

どうも大元は、単一要素じゃなくてめっさこんがらがった複数要素が原因の、複雑性PTSD(CPTSD)です、ていう診断が出ました。(※ 複雑性PTSD - Wikipedia )

えー。なんぞそれ。

 

診断が出たのは、フラッシュバックと呼ばれる状態がわたしにあるからです。

 

まだ回復とか過程を、手探りであれこれ模索して歩んでいるところなので「昔、気づいた時があったんだけど、今、また忘れちゃってることがあるだろうな」と思い、その整理のためです。

摂食とアルコール依存をクリアしていくのには、そんなに大層なノウハウが在るわけじゃないと思っています。


状態の悪い時って、何が起きても「私はもうダメだ」としか思えなくないですか?

摂食だと「また食べ過ぎた」「また吐いてしまった」=「私はダメだ」の思考回路のループだと思います。

でも、はじめはそれでいいと私は思ってます。

ちょっとマシになってきた時に、「状態の悪かった時の私は何を感じていたのか?考えていたのか?」を整理していくことで、再び悪化しても、立ち上がるまでのしんどさが少しずつ減っていきます。

今まであんまり改めて考えた事がない内容を考える事になる人もいますから、ラクな体験でないとは思いますが。

自分ひとりでやってみるには厳しい時も多々あります。

(それに、今まで自分ひとりで何とかしようとしすぎたがために、病気になったんじゃねーか、というところに来ました。ハイ。)

そのために「医師」「カウンセラー」「投薬治療」は、『わたしが少しでも生きていきやすくなるための選択肢・ツール』の1つとして使っているのだと思っています。