コレもよく言われるんですが。
【完璧主義である】
完璧主義であることがいけないのではありません。
理想を持つことは、自分が目指すもの、姿があるという意味で良いことだと思うので。
ただ、その理想に向けて歩む際に、一足飛びに理想像になろうとする人が多いです。
更に、理想とズレた場合に、必要以上に自分を責めます。
「できた・できなかった」「正しい・間違い」「強い・弱い」など、両極端の選択肢しかない。
グレーゾーンが殆ど無いので、自己採点は0点か100点のどちらかです。
「60点」であることは、既に「間違い」「弱い」「ダメ」に入ってしまう。
摂食障害を持っている人は、その採点基準を『食べ物』『食べる事』に焦点をあてています。
拒食症であろうが、過食症であろうが、その点は共通していると思います。
「カロリー0のものしか食べてはいけない」といった自分のルールがあって、それを破ることは恐ろしい事であり、破ってしまった時に「自分なんかもう死んでしまえばいい」というくらいに自分を責める人が居ました。
その自分のルールもかなり細かく決められていて、自分をぎゅうぎゅうに締め付けるようなものが多いです。
運動しようと決めたら、10kmくらい歩かないと気がすまないとか。
(骨が脆くなっている人だったので、疲労骨折してしまい、医師から松葉杖を持たされていたけど、歩かないと不安だったそうです。)
入院しても、病院の食事ってカロリー計算されているんですが、1品1品のカロリーが分かっていなかったら食べないとか。
一度失敗したら、次はうまくいくようにしてみよう、という「階段を上る」ような考え方になかなかならないようです。
失敗はずっと永遠に繰り返すと思い込んでいる人も居ます。
0点からのスタートでも、その後30点になり、70点になり、また0点になり・・・。
その繰り返しでも全然大丈夫なんだと思えないようです。
特にダイエット(痩せる)ことに執着している人に多かったように思います。
※理想としている芸能人の身長と体重を目指している方へ。
その芸能人はあなたじゃないですよ~。
あなたと同じ体じゃないです。
体が消費するカロリーも、生活習慣も環境も何もかも違います。
別の人なんです。