点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

PTSDの人が入院するときに。


そのまんまですが。
PTSDの人が入院する時に(科は問わず)、もしかしてこういうのを用意していったらいいんじゃね?と思ったので、
自分でつくってみました。

役に立つかどうかはわかりません! 無いよりいいかなと。

参考にさせていただいた貴重な本は
*子どものころに性虐待を受けた女性のためのガイド(明石書店 
子どものころに性虐待を受けた女性のためのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ)
子どものころに性虐待を受けた女性のためのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ) [単行本]

他にも性暴力を生き抜いた少年と男性の癒しのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ) [単行本] とかいろいろあります。

*生きる勇気と癒す力 三一書房
 
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=54176 復刊投票募集してるやつです。



 

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   入院するにあたって、看護師さん・ソーシャルワーカーさん等にお願いしたいこと
 
 
  私には「これだけはどうしても耐えられない・できない」という事があります。
  他の患者さんより優遇してもらいたいのではありません。
  病気の症状等のやむをえない事情によるものです。○○医師にもお伝えしています。
  私がこの病院で安心して治療を受けられるために、どうしても必要なことです。
  他の方々の治療に差し障りがないよう、できうる限り私も努力します。
  
  
 ==== 『どうしても耐えられない・できないこと』====

 例)部屋の電気を全部消す。 
   大勢の人が騒いでいる中で食事を摂れない。
   大声でいきなり後ろから声をかけられること。
   突然、体に触れられること。
   はやく~してください、としつこくせかされること。
   家族の事について、しつこく質問されること。
   大きな声・叫ぶ声・大きな物音。
 
 また、一日の中でとても不安定になりやすい時間帯・場所などがあります。
 ○時~○時くらい・洗面所・浴室 
(自分の生活サイクルの中で見つけた避けられない・どうにもできない事があったらとりあえず書いておく。)
  
 ==== 【病院側にしてほしいこと】  ====
  
  パニックになっている時、私は自分の過去の体験を、今、まさに体験しているような感覚になります。
  病棟や、入院直前に私の身に起きたことではなくても、不安定な時に突然思い出してしまいます。
  他の患者さんに差し障るような言動をするかもしれません。
  ですが、時間をもらえれば、わたしはいくつか自分で落ち着ける手段を持っています。
  
 例)・頓用薬の利用。
   (こういう時にはこの頓用薬、など書いておく。)
  
  ・突然泣き出しても、何故泣いているのか・具合が悪いのかと問いつめないでください。
  1人になれるところ・静かなところでそっとしておいてもらえれば、だんだん落ち着いてきます。
  
  ・あたたかいお茶やお湯をコップに入れてきてもらえると安心できます。
  
  ・パニックになっている時に、男性看護師や医師に突然顔を覗き込まれたり、
   近寄られると恐怖を感じます。

  ・落ち着いてきたら少しずつ話せるようになってくるので、その時は話を聞いていてくれると助かります。

  (ここらももう個人差ありまくりですね。通じるかどうかわからんことでもいいので書くだけ書いとく!)

 
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とりあえずこういうの書いて、持って行くだけでも、こちらも気持ちの持ちようが違うかなーと思います。

自分がパニックになってない時に、ちょこっとメモっておくと、いざ入院、となった時、便利かも。