点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

医師と薬との付き合い方、その4

 

大部分はその3で書いたことの繰り返しでいいと思います。

 

実際、その3の内容を続けていって、めちゃくちゃ悪化した、という人は、今のところわたしの周りにはいません。

まぁ波はありますけども。

よくなってきて、ちょっと停滞もあって、悪くなったかもって言う時期もあって・・・の繰り返しで、相対的に見たら「あら。以前よりラクになれてるなぁ。」って感じです。

 

うつ病摂食障害パニック障害も、発症するかしないか、発症してもどの程度の期間で治るものなのか。
どれくらいの薬が処方されるものなのか。
そもそも、薬だけで解決できるものなのか?

 それは、ぜんぶ個人差があって当たり前です。

だってその人それぞれの生きてきた歴史がありますし、その人それぞれの生活週間・事情がありますから。

ですからあまり病名に固執しないで下さい。病名に怯えないで下さい。

 

 

わたし個人は、今は、病名は記号だと思ってます。

病名は医師とカウンセラーのためにあるだけです。
カルテとか、診断書を書く時などに必要なだけです。

患者当人にとって大事なのは、「今、出ている症状に対して、どう対応していけばラクになっていくかなぁ?」ってことだけだと思うので。

 

また、精神科・心療内科での診察で、医師・カウンセラーに話してはならない事というのは、何にもありません

 

たまに、「医師に話していいのかどうかわからない」、という方がいらっしゃいます。

医師に失礼かも、とか、こんな話をしても取り合えってもらえないかもしれないとか。

 

でも、そう思っておられる内容は、恐らくあなたが他の誰にもいえない、いったことのないことである場合が殆どではないでしょうか?

 

通院していく中で、何かふと思い出して気になっていることがあるのなら、全部言ってしまいましょう。

溜め込んで「言っていいのかな。どうしようかな。」って迷ってるしんどい時間が続く方が、アホらしいです。

(自分で自分を更にしんどくさせておくことに、メリットなんて無いと思うので。)

 

それに、その内容がほんとに治療にも病状にも無関係でどうでもいいことだったら、それはそれでいいじゃないですか。

話してみないと、どう転ぶかなんてわかりません。
 

わたしの場合は、話してみたからこそ「ああ、自分はそのことで、自分が思っていた以上に傷ついていたのか。」という事実に出会えました。

はじめはやっぱりその事実を認めるのがくるしかったですが、認めることができると、またそこから回復に向けて、医師は何が出来るのか?自分は何ができるのか?などの道が幾つか見えてくるようです。