点線。破線。 

いちサバイバーの思ったこと、考えてることのキロク。

グループウィズネスさんの本。


触れるのをきれいさっぱりスルーしておりました。
すみません。こういう心太式に流れ出ていく記憶力です(;´Д`) 

子どものころに性虐待を受けた女性のためのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ)
子どものころに性虐待を受けた女性のためのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ) [単行本]

えと、この本、ほんと先月半ばくらいに見つけて買いました。
シリーズになっていて、計6冊あります。
性暴力を生き抜いた少年と男性の癒しのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ)
性暴力を生き抜いた少年と男性の癒しのガイド (性虐待を生きる力に変えて) (性虐待を生きる力に変えて―大切な存在であるあなたへ) [単行本]

子どものころに性虐待を受けた人のパートナーのためのガイド (性虐待を生きる力に変えて)
子どものころに性虐待を受けた人のパートナーのためのガイド (性虐待を生きる力に変えて) [単行本]

性虐待を生きる力に変えて(3) [ グループ・ウィズネス ]
性虐待を生きる力に変えて(3) [ グループ・ウィズネス ]


【1000円以上送料無料】親と教師のためのガイド 子どもの性的行動・きょうだい間の性虐待/グループ・ウィズネス
親と教師のためのガイド 子どもの性的行動・きょうだい間の性虐待/グループ・ウィズネス


明石書店さんの公式HP⇒ http://www.akashi.co.jp/author/a30224.html

LGBTがないじゃん!とか言わないでください~(´・ω・`))

はっきりいって男性性被害サバイバーを独立させてまとめているだけでも、「うわあすげぇ!」て思いました。

更に、親と教師に対しての本。
被害当事者であることに気づきやすく、沈黙を余儀なくされがちな年齢である10代の子向けの本。
そして、パートナーのための本。

とてもわかりやすく平易な文章で書かれていて、ちょこちょこと間にワークブック的要素や、サバイバーの声も書かれています。

あとがきに、生きる勇気と癒す力を参考図書として使っているという記載がありました。

生きる勇気と癒す力が定価5500円。
その中のおおすじというか。
これだけは!という部分を日本人の目線でまとめてくれているのに、1500円だなんてなんというお得感!
(そこかよ。)

生きる勇気と癒す力は、ものすごく分厚いです。
各章ごとにサバイバーの日常生活にとりいれられる実践的な内容、サバイバーの告白・体験談、PTSDをはじめとする犯罪被害にあった人特有のショック状態についての専門的な解説など、あらゆる方向からの情報がのっています。
自分自身の体調があまりにもよくない時に、自分が知りたいところを読もう、と思っても、付箋紙貼ったりしとかないとちょっとみつけにくかったりします。

そういう意味では「なにもかもいっぺんに読んで理解して実践なんてできねー!」な時に、このグループウィズネスさんの本があれば、とりあえずの「回復にむけて自分に必要なこと」を拾ってくれているので、超便利。

生きる勇気と癒す力が病院兼自助グループだとしたら、このガイドはポータブル救急セット、ていう感じです。

いきなり長文の本なんか読めない!ていう人にもおすすめ。

うちの母のように普段全く本を読む習慣がない人でも読みやすいようです。